腎臓病について
腎臓病は、高血圧や糖尿病などで腎臓の働きが悪くなる内科的な腎臓病と、腫瘍や結石などで腎臓に影響を与える外科的な腎臓病に大きく分けられると言えます。通常内科的な腎臓病は腎臓内科で、外科的な腎臓病は泌尿器科で診療いたします。
当院は入院施設がないので入院を要する治療はできませんが、内科的・外科的腎臓病のどちらも診療が可能です。
院長は泌尿器科が専門ですが、腎臓内科も研修しており、腎臓学会認定専門医の資格を有しています。
腎臓のことでお困りの際は、どんな疾患でも対応できます。
・健診で尿蛋白・尿潜血を指摘された。
・超音波検査で腎臓に結石・腫瘍などがあると言われた
当院で診療可能です。
腎臓の機能はいちど失われると回復することがない場合が多く、慢性腎不全といわれる病態になります。
しかし、近年では医療技術が進歩し、早期に治療を開始すれば、腎臓の機能の低下を防いだり、遅らせたりすることが可能になりました。
また、末期腎不全まで進行し腎機能の回復が見込めない状態になっても、透析療法や移植といった治療法があり、その方の生活に合った方法を選ぶことができます。
慢性腎臓病(chronic kidney disease=CKD)は慢性に経過するすべての腎臓病を指します。
CKDの原因にはさまざまなものがありますが、生活習慣病(糖尿病、高血圧など)や慢性腎炎が代表的で、生活習慣病との関連も深く、誰もがかかる可能性のある病気です。
日本ではCKDの患者が約1,470万人(20歳以上の成人の7人に1人)いると考えられ、新たな国民病ともいわれています。
そのため当院では、高血圧・糖尿病といった生活習慣病の診療に特に重点を当てています。
高血圧は腎臓内科も深く関わっているので、お困りの時は当院への受診をご検討ください。